無料でここまでできる!おすすめボーカル編集ツール&プラグイン7選|オンラインボイトレ VOCAL MASTER

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【はじめに:お金をかけなくても"プロ級の歌"は作れる】

「歌ってみた」を投稿したいけど、高価なソフトやプラグインを揃える余裕がない...そんな悩み、ありませんか?実は、無料でも優秀なボーカル編集ツールはたくさん存在します。VTuberとして活動しながらボイストレーナーとしても日々指導している私から見ても、「これは使える!」と太鼓判を押せるものばかりです。
ここでは、初心者でも使いやすく、しかも高品質な仕上がりが可能な"無料のボーカル編集ツール&プラグイン"を7つ厳選してご紹介します。録音・エディット・ピッチ補正・ミックスまで、「歌ってみた」のクオリティを劇的に引き上げるアイテムばかりです。収録環境が整っていなくても、編集力でここまで変わる!ということを、ぜひ体感してください。


【1. Audacity|定番の無料波形編集ソフト】

■ 概要:
音声編集と簡易ミックスが可能な、無料のオープンソースソフト。Windows・Mac・Linuxに対応。
■ 特徴:
• ノイズ除去、EQ、リバーブなどの基本的なエフェクトが揃っている
• VSTやLADSPA形式のプラグインも読み込める
• 波形表示が見やすく、編集の自由度が高い
■ 活用例:
歌ってみたの「ノイズカット」「音量調整」「リバーブ追加」など、録り音の整音に最適。
■ おすすめポイント:
軽量かつ高性能。最初に導入する編集ソフトとしてベストな選択肢。


【2. Cakewalk by BandLab|プロ級DAWが無料!】

■ 概要:
あのSONARシリーズをベースにした、フル機能のDAWソフト。Windows専用。
■ 特徴:
• オーディオ録音・編集・MIDI打ち込みまでフル対応
• ピッチ補正(Melodyne連携可能)や自動ミックス補助機能あり
• 高品質な内蔵エフェクトも多数搭載
■ 活用例:
ボーカルの録音からピッチ修正、ハモリ作成、空間系エフェクトの追加までこれ一つで完結。
■ おすすめポイント:
正直「無料でいいの?」と思うほど多機能。Windowsユーザーなら必須レベル。


【3. Graillon 2 Free Edition(Auburn Sounds)|ピッチ補正+ロボ声まで対応】

■ 概要:
自然なピッチ補正からロボットボイス(ハードチューニング)まで対応したプラグイン。VST/AU形式対応。
■ 特徴:
• 実用的なオートチューン機能
• ドライ/ウェットの調整でナチュラル〜強め補正まで自在
• ボーカルのインパクトが一気にアップ
■ 活用例:
歌ってみた音源に"ほんのりピッチ補正"をかけて自然な整音をしたり、K-POP風ハードチューンにも対応。
■ おすすめポイント:
無料版でも十分に使える!ピッチ補正初心者にも扱いやすいUI。


【4. TDR Nova(Tokyo Dawn Records)|プロも使うパラメトリックEQ】

■ 概要:
高性能なダイナミックEQ。VST/AU/AAX対応。
■ 特徴:
• 帯域ごとに音量と質感を調整できる
• サ行の刺さりを抑えたり、鼻声感を調整したりなどに便利
• リアルタイムで視覚的に操作できるグラフィックも◎
■ 活用例:
ボーカルの明瞭度を上げる/中域のこもりをカット/耳に痛い高音域をソフトにする、など。
■ おすすめポイント:
有料級の使い勝手と音質で、ミックス初心者から中級者に強く推奨。


【5. OrilRiver(Denis Tihanov)|無料リバーブ最強候補】

■ 概要:
ボーカルに自然な空間を与える高品質リバーブ。Windows/Mac対応。
■ 特徴:
• 自然でクリアな残響音
• リアルタイムプレビュー可
• プリセットも豊富で使いやすい
■ 活用例:
「歌ってみた」音源に空気感と立体感を加える。密室感を脱却し、プロっぽい仕上がりに。
■ おすすめポイント:
多くのプロDTMerも愛用。歌声に合うナチュラル系リバーブとして定番。


【6. Spitfish(Digitalfishphones)|サ行を抑えるディエッサー】

■ 概要:
「サシスセソ」など耳に刺さる高周波成分を抑えるディエッサープラグイン。
■ 特徴:
• シンプルな操作性
• リアルタイムで効果確認できる
• 音源の透明感を保ったまま処理可能
■ 活用例:
女性ボーカルや高音域での歯擦音を自然に抑え、聴きやすく整える。
■ おすすめポイント:
古いけれど根強い人気。ディエッサーを初めて使う人にもやさしい設計。


【7. Voxengo Span|ミックスの"見える化"ツール】

■ 概要:
リアルタイムスペクトラムアナライザー。VST/AU/AAX対応。
■ 特徴:
• 音の帯域バランスを視覚で確認できる
• ミックスの偏りを客観的に判断
• ボーカルとオケの棲み分けチェックにも◎
■ 活用例:
ボーカルのピークや中域の膨らみを確認してEQ調整の根拠に。音の"見える化"に最適。
■ おすすめポイント:
耳だけでなく"目でも音を調整"できる、ミックス上達に必須の無料ツール。


【まとめ:無料でもここまで仕上がる!"使いこなし"が鍵】,/h2>
ボーカル編集=高額ソフトが必要、と思いがちですが、今回ご紹介した7つのツール&プラグインを活用すれば、お金をかけずにプロクオリティのサウンドが実現可能です。
ポイントは、
• 録音〜整音〜ピッチ補正〜空間処理〜音量バランスまで"編集の流れ"を理解すること
• ツール同士を組み合わせて使うことで、仕上がりが格段に良くなること
配信者・VTuber・歌い手・動画制作者...どんな立場でも、"声"を届ける以上、音質はあなたの印象を決める重要な要素です。
「機材や環境に自信がない...」という方こそ、まずは今回紹介した無料ツールで「編集の力」を体感してみてください。音は、磨けば輝きます!


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